あらすじ
辺境の小さな騎士爵領の村でサリーは一応領主の娘だが、ほぼただの村娘と変わらない。ラルクという護衛とともに狩りをしたり討伐や採取をしたりして山猫のような生活をしている。
ほんのきっかけで魔物に襲われて落馬し死にかけた少年を助けるが、それが王族らしいと知ると、関われば大変なことになると記憶も危うくなる痛み止めを飲ませる。
誰が助けたか分からない状態で、その王子をラルクに任せて子爵令嬢に押し付けてその場から逃走する。
ところがその王子の関係で子爵令嬢が王立学園に紹介状をもらい、そこに入学しなければいけないことになった。
そして令嬢には従者の侍女が必要なのだが、その白羽の矢が立ったのはサリーだったのだ。貴族のことを何も知らないただの村娘のサリーが僅かの期間で貴族の知識を学び入学試験を受けなければならなくなってしまったのだ。