あらすじ
全編を通して登場人物が発する一つ一つの言葉は果たして「無責任な正論」なのか、それとも「慈悲深い嘘」なのか?
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ロボットエンジニアを目指す永井はある日、同級生だった高良さんからの突然の連絡で再開する。看護師を目指す彼女はバイトに向かうと言い別れたものの、永井が跡をつけるとそこは風俗街だった。
『こんな隅っこで私の人生って、どうってことの無い人生なんだろうけど、それでも私にとってはそれが全てだから』
彼女は嘘をついているのか、真実を語っているのか?永井が足を踏み入れるほど、彼女との誤解は広がっていき…。
彼女の本当の姿とは何か?
慎ましく夢をいだいて生きていく若者達の、残酷なだけ美しい青春のひと冬の物語。