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常々、社交は苦手としていましたが、今回ばかりは仕方なく出席しておりましたの。婚約者と一緒にね。 その席で、突然始まった〈婚約破棄〉という茶番劇。 頭が可哀想なお花畑の方々の発言が続きます。 すると、何故か私の名前が―― 勿論、火の粉はその場で消しましたよ。ついでに、独立宣言しちゃいました。私、悪くはありませんよね。 主人公、めちゃくちゃ口が悪いです。 成り立てほやほやのミネリア王女殿下の溺愛&奮闘記。ちょっとだけ、冒険譚もあります。 〈アルファポリスにも掲載しています〉
王子がメイドに振られるという国家機密相当の現場を目撃してしまった子爵令嬢ダリア・バッケンは、口外しない事を条件に念書へ記名し、お咎めなく日常へ戻るーーはずだった。 しかし数日後、口外していないにも関わらずダリアは王城へ呼び出される。そこにいたのは理屈だけで動く男、王子の側近ブレーデン・ハノーヴァーだった。 「誓って口外などしていません!」 「…分かっている。あなたを呼んだのは別件だ」 ダリアがほっとしたのも束の間、ブレーデンは小声で付け加える。 「まあ完全に別件でもないが」 (もうなんなのよ!) 果たして、ダリアが王城に呼び出された理由とはーー