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席替えのくじ運が異常に悪い少女・春灯(はるひ)。 中学から数えて五十九回連続で、一番前の席を引き当てている彼女は、なぜか鳥や虫が突っ込んできたり、物が倒れてきたりする「不運体質」の持ち主だった。 そんな彼女の隣の席になってしまったのが、平穏第一主義の少年・冬樹。 巻き込まれるのは正直、面倒だと思っていた――はずなのに。 教室に迷い込んだ一羽のツバメ。 反射的に体が動き、気づけば彼は彼女を守っていた。 「冬樹くんが隣でよかった」 たった一日の席替えから始まる、 不運な少女と、少しずつ関わってしまう少年の青春短編。
職場で名前をよく聞くのに、なぜか一度も会ったことのない同僚がいる。 勤務表にも名前はあり、周囲は「昨日一緒に働いていた」と言う。 けれど、その人物とだけ、どうしても顔を合わせることができない。 そしてある日、席替えで、その同僚の席が隣になって――。 自分だけが気づいていない“何か”に、あなたなら耐えられますか。