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雲海の上に広がる「常春の国」。そこは争いも飢えも痛みもない、神々が永遠の平和を謳歌する美しい箱庭だった。 若き妖精ルミは、水鏡越しに下界(人間界)を見つめ、戦火の稲妻から逃げ惑いながら「夜を駆ける」若者たちの姿に心を痛める。しかし、平和ボケした神々は「外の世界がどうなろうと我々には関係のない対岸の火事だ」と笑って取り合わない。 だが神々は知らなかった。人間界に満ちた絶望や怨嗟が行き場を失い、地下深くで「魔界」を異常なまでに肥大化させていたことを。 名曲の世界観をベースに、現代の平和と無関心への強烈な皮肉を描いた、警告のダークファンタジー。