あらすじ
地球では中世といえる社会体制にあった世界。
それが、突如、豊富な地下資源である魔法石(ストーン)を発見したことで、わずか50年で21世紀の地球文明と同等の科学力を手に入れた。
マナールフ王国は、かつての植民地・エンダ王国から大量に流入してくる移民・外国人労働者との対立が社会問題として顕在化し、非合法結社・正当王国警護団“ヘイターズ”を称する結社が移民たちの排斥運動を先鋭化させている。
また、男性による非人道的な支配のくびきから脱しようとする女性たちの結党した非合法結社・女性党も台頭しており、その躍進も“ヘイターズ”の標的になっている。
“ヘイターズ”から巧妙な手口で拉致され、凌辱されていく女たち。
美貌の女刑事セレーサは、サーム侯爵領候都ヴァルコーンの警察署事件課に赴任する。
男たちから、いきなり激しいセクハラを浴びるセレーサ。
そんななか、殺人事件が発生する。
立派な身なりをした身元不明の男性の遺体。
彼は、誰なのか。凶器は? 動機は?
セレーサは、警察署内に蔓延する男尊女卑の風潮、事なかれ主義と真っ向から対立する。
セレーサの特権階級を無視した行動は、”ヘイターズの憎悪を買う。
自分を上回る拳腕を持つ謎の男ミリアルトに何度も当て堕とされ、男のなすがままに犯されるセレーサ。
その屈辱に負けることなく、セレーサは、天才的な推理力と卓越した当身術を駆使して、事件の真相に迫っていく。