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都会から田舎に転校してきた須藤リヒトの日常は、ある日今まで休んでいた絶世の美少女•尾和座椿(おわすつばき)が登校してきたことによって緩やかに変容していく。 村中が彼女を神性視する中、リヒトは彼女よりもその傍にいる少年に興味を抱く。工藤中(くどうなか)、不思議な名前だけが特徴の平凡な少年だが彼だけが椿のことも、そしてリヒトのことも特別扱いしなかった。 彼が気になり仲を深めようとするリヒトに、椿が言う。 「あれは駄目よ。中はわたしの物だから」 古くからの因習が未だにある田舎で、人間の欲望が渦を巻く。美しいウツクシイうつくしい───はおぞましい。