あらすじ
「本日、日本の『侍・武士道』はフランスへ譲渡されました」
国連が発令した前代未聞のトンデモ法。それは、国の至宝たる文化をサイコロの目で隣国と強制交換させるというものだった。
代わりに日本にやってきたのは、ケニアの「マサイ戦士文化」。
「嫌いな侍がなくなってラッキー」なんて思っていた事なかれ主義の役人・明智信人は、フランスの才女マリーやケニアの男キプチョゲとの対話を通じ、皮肉にも「奪われて初めて気づく文化の真価」に直面する。
パリで誤解され爆走する「武士道クチュール」、日本でバズる謎の「盆マサイ」。
カオスな世界で、信人たちは自分の誇りを取り戻すため、国境を越えた極秘の「文化奪還作戦」を開始する――!