あらすじ
大学生の梨花は、親友の美玖から「夜、家に泊まりに来て」と誘われる。 恋人に振られひどく落ち込んでいる様子だったため、梨花は心配で泊まりに行く。 美玖の部屋に着くと、どこか空気が重い。 美玖は異常なほど優しく接し、夜になると梨花の手を握り離さない。 翌朝、梨花は部屋のクローゼットに“自分の写真が大量に貼られている”のを発見。 寝ている間に撮られたものまで混じっている。 驚いて逃げようとすると、美玖が泣きながら言う。 「梨花が私を置いていくから、悪い男たちが私を捨てるの。 だから……私から離れないで?」 梨花は逃げ出そうとするが、美玖の両腕には無数の引っかき傷。 そこには、“今まで美玖に捨てられた友達”の痕跡を思わせるものが残っていた。 扉の向こうでは、美玖が包丁を持ち、微笑んでいる。 「大丈夫、痛くしないよ。 ずっと一緒にいられるようにするから」