あらすじ
性格を変えることが、当たり前になった社会。
「性格改変センター」は、誰もが自由に“生きやすい自分”を選べる場所になっていた。
人見知りで、優しくて、臆病だった流河大河は、
そのセンターを訪れ、性格を改変する。
明るくなり、迷わず行動できるようになった大河。
友人は増え、周囲からも「変わってよかった」と言われる。
けれど――
変わった彼を見つめる幼なじみ・留水ことは、
その変化を素直に受け入れることができずにいた。
正しい選択。
間違っていない決断。
それでも生まれてしまう、心の距離。
変わった人。
変わらなかった人。
そして、変えることを選ばなかった想い。
これは、誰も悪くないまま、
同じ場所にいられなくなってしまった人たちの物語。
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