ページ:1(1件表示) / タグ一覧へ
高校三年の春。 進路も夢も決められないまま、空を見上げる癖だけが残った少女・澪。 放課後の屋上で出会ったのは、 同じクラスにいながらほとんど話したことのなかった少女・紗良だった。 二人は言葉少なに、ただ空を眺める。 雲の流れ、夕焼けの色、沈んでいく太陽。 卒業が近づくにつれ、 「この時間が終わってしまう」ことへの恐怖だけが、澪の胸を満たしていく。 これは、 好きという言葉を持たないまま恋をした、 一瞬の青春と、空が引き金になった物語。