あらすじ
夜空に星を飾る<星使い>のなかでも、優秀と評されるヤードルード。
けれど彼は、決められたとおりに星を置くよりも、自分が星座を考えることに興味がありました。
ある日、夜の女神さまの眷属として、星座を考える仕事をする少女・エストレージャに出会います。
落ちこぼれだという少女と仲良くなったヤードルードは、流れ星の終着点、誰も訪れない「果ての海岸」で、内緒で会って話をするようになりました。
たとえば、ちいさな星をたくさん並べてみるの。
遠くはなれた場所から見れば、光の川みたいに見えると思わない?
星座ともいえない星の集まりかもしれませんが、とても素敵な考えです。
ヤードルードとエストレージャは、星が流れつく果ての海岸で、ちいさな星を探し始めました。
いつか空に川を作ろう。
立場の違うヤードルードとエストレージャが交わした誓い。
長い長い時をかけた、ふたりの約束のものがたり。