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廃館となった「占いの館」へ、肝試し気分で忍び込んだ女子高生たちは、居間のテーブルに残されたタロットカードを発見する。スマホで占い方を調べ、軽い遊びのつもりでカードを引いた瞬間、かつてこの家で行われていた禁忌の儀式が再び動き出す。封じられていた邪悪な女の霊は解き放たれ、少女たちの前に幻影や悪夢となって現れ、次々と精神と身体を蝕んでいく。恐怖に追い詰められた彼女たちは、霊能力者・間宮響子に助けを求める。響子は占いの館に残る怨念の正体を見抜き、命を懸けた儀式によって女の霊を再びタロットカードへ封じ込めることに成功する。しかし封印の代償は静かに残り、タロットには本来存在しない一枚のカードが紛れ込んでいた。それは、未来を“占う者”自身が、次の犠牲者となることを暗示していた。
名を持たぬ天使と、全てを諦めた悪魔。 交わるはずのない二人の時間は、刹那のように過ぎていく。 未来を知りながら、それでもアイツに近づいてしまった。 人間を愛する無垢な天使と、人間を信じない冷めた悪魔。価値観も性格も真逆の二人が過ごした、短くも穏やかな日々の記録。 「名前なんて、どうでもいい」 適当にそう嘯いていた俺が、最期の瞬間に告げたのは、アイツが一番欲しがっていた名前だった。 これは、欲望に負けて親友を失った、愚かな悪魔の告白。 紅茶を片手にお読み下さるとより一層楽しめますよ。 ※重複投稿してます。