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火薬工場の爆発で人生を狂わせた従軍娼婦メディアナは、敵国の捕虜を気まぐれに逃がし、こう告げた。「平和になったら、ここで会おう」と。程なく、敗戦の泥濘の中で彼女が再会したのは、かつての「坊や」であり、彼女を夜の底から引き上げる「光」だった。 硝煙と硫黄の香りが繋いだ、嘘の夜と本当の夜明けの記録。