ページ:1(2件表示) / タグ一覧へ
闘技場の戦闘奴隷少年は、ある日、「こいつら全員いなくなったらいいのに」と願ったことで、魔力を暴走させる。 気がつくと、闘技場も、そこにいた大人たちも消えていた。 「そうか、いらないものは消せばよかったんだ」 外の世界に出た彼は、人を“必要か不要か”でしか判断できないまま、不要と見なしたものを排除しながら生きていく。 だが、ある少女との出会いが、その価値観を揺らした。 「いらないのは、お兄ちゃんの方だよ」 はじめて“不要”とされたとき、少年はどうするのか――。 1話完結の短編です。
前世の記憶を持ったまま異世界に転生した青年は、成り行きで戦闘奴隷の少女を買い受けることになる。 感情を押し殺し、命令には絶対服従――少女は「盾となれ」と言われれば迷わず命を差し出す存在だった。 しかし主人公は、彼女を道具として扱うことができなかった。 奴隷ではなく、隣に立つパートナーとして扱おうとするが、少女は「命を捧げることこそ存在価値」だと信じている。価値観の違いから衝突を繰り返しながらも、少しずつ二人の距離は縮まっていく。 やがて強欲な敵の策略により、少女は再び主人公を守るため自ら命を差し出そうとする。 悲しげに、それでも誇り高く別れを告げる少女を前に、主人公は決断する・・・ 身分や立場を超え、 互いがかけがえのない存在になるまでの物語。