あらすじ
現代日本人である男は気付けば異世界へと転生していた。
リオンと名を改めた男は三つ子として生を受けた。
しかし、リオンを待ち受けていたのは厳しい極寒だった。
食料もままならぬ“冬の大地”と呼ばれるこの不毛の土地では、食料確保のために産まれる子どもにも制限を設けており、その厳しい掟は残酷にもリオンたちをも襲う。
産まれて間もなく、両手に重たいものをぶら下げて生きていくこととなったリオンは、自分の産まれた村の異常性に気付く。
グラント族。“冬の大地”の番人。世界最強と称される戦闘民族であることを知ったリオン。
生来、いや、前世から現代日本人としての倫理観を持った優しい性格のリオンにとって、殺しを生業とするグラント族の傭兵稼業は地獄のような未来であった。
それでも自分が抱えた“命”と愛してくれる母のために、リオンは自分を殺しながらも訓練と戦いの日々に身を投じ続けた。
そしてやがて、リオンは敵対する者たちから畏れを持ってこう呼ばれることとなる【陽炎の悪魔】───と。
旧題【 転生したら戦闘民族だった~スパルタで物理極振りな僕がおっきな猫と征く世界戦場旅行。ついでに五大先史文明も調査検討中~】
ネオページ、カクヨムにて同時掲載しております