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無才と呼ばれ、王宮の片隅で静かに魔導研究に没頭していた第三王女エレノア。 政略のために結ばれた婚約相手は、美貌と実力を兼ね備えた若き騎士アレクだった。 だが、隣国ヴァルハルトとの戦争が始まり、 エレノアは“魔導の将”として戦場に立つことを選ぶ。 力で押し潰す魔導を是とする国と、 人が理解し、制御するための魔導を信じる王女。 魔導兵装、戦術、思想―― すべてを賭けた戦いの中で、 騎士は剣に覚悟を託し、 王女は言葉と理で世界に立ち向かう。 これは、 「無才」と呼ばれた王女が時代を動かし、 一人の騎士がその背を支え続けた物語。 静かに、確かに、 世界は脈動し始める。
聖女追放事件──それは、皇国の均衡を大きく揺るがす出来事だった。 その渦中にいた王弟アレクシスは、否応なく「玉座」というものを意識し始める。 支えてくれるのは婚約者クラリッサと、学友たち。 だが宮廷には陰謀が渦巻き、若き王弟に牙を剥こうとする影が迫っていた。 彼は剣を執り、心を決める。 ――いつの日か、玉座に座るために。 ◇◇◇ ※注意 本作は前作『聖女追放』のスピンオフ作品です。 前作を未読でも楽しめますが、物語の核心部分に関わるネタバレを多数含みます。 前作を読んでくださる予定の方はご注意ください。