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──“男女に友情はあるのか” それは、長い人類の歴史がまだ答えを見つけきれずにいる問いだ。 だけど俺は信じてない。 だって、友情で済むなら、あの感じ──胸の奥のざわつき──は何なんだ。 夏休み、合宿免許の教習所に集まった大智(たいち)・更紗(さらさ)・麗央(れお)・美玲(みれい)。S字は「曲げるより戻す」、黄信号は「止まるのが原則」、坂道発進は「急につながない勇気」。運転の教えは、そのまま心の操作法になる。幼馴染への想い、直進ではない“好き”、焦りに負けない並走、そして「いまは赤」と言える自分。赤で守り、黄で考え、青は二人で出す。友情は“ある/ない”ではなく、“どう成立させるか”。初心者マークを胸に、四人はそれぞれの速度で路上へ踏み出す。
愛美(まなみ)は高校1年生。通学のため原付免許を取るために実技講習を終え、筆記試験へと挑む。そんな大事な日に限って試験中にお腹が痛くなるという辛いことがあった。大袈裟かもしれないが、愛美が生きてきた中で史上最強の恥ずかしい1日をどう思い、今後どう思っていくのか。多感な女子高生のひと夏の青春。