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白線の内側に立つ。 拍手に合わせてうなずく。 模範解答を選び、空気を読む。 それが“正しい位置”だと、誰もが疑わない。 けれど、ほんの少しだけ、ずれてしまったら? 駅のホーム、会議室、教室、マンションの廊下―― 日常の中で、静かに押し出されていく人々。 線は動いていない。 変わったのは、あなたの立ち位置。 これは、社会の“内側”からこぼれ落ちる、 小さな違和感のショートショート集。 あなたは、どこに立っていますか。
寒い冬の夜。街中を歩くひとりの男。 酒で酔いながらフラフラ歩いて路地裏に迷い込む。 路地裏の先には不気味なお店。 店の名前は well long me 男は店に入ってしまう。 その後は⋯⋯⋯。 「お待たせいたしました。失礼いたします」