あらすじ
38歳のフリーグラフィックデザイナーである高円寺美佐子と、彼女の担当セラピストである28歳の桜庭湊の間の、奇妙で甘い関係を描いています。二人の関係は、サロンでの停電をきっかけに、暗闇でのマッサージという「特別メニュー」として始まります。
暗闇の中では、視覚以外の感覚が研ぎ澄まされ、マッサージは官能的な刺激を伴うものとなります。桜庭は一線を越えることはありませんが、そのギリギリのラインを攻めるのが得意です。二人は暗闇での出来事には触れないという暗黙のルールを守りながら、秘密の時間を過ごします。
ある日、高円寺が手作りのアロマオイルを持参しますが、それは焼肉のタレの匂いであることが判明し、二人は大笑いします。この出来事をきっかけに、桜庭は高円寺に「明るいところで会いませんか」と誘います。
初めての明るい場所でのデートでは、緊張からぎこちない会話が続きます。桜庭が高円寺に何かを伝えようとした瞬間、店員が足を滑らせ、クリームソーダが桜庭の頭に降り注ぎます。メロン頭になった桜庭と高円寺は、またしても笑い転げます。
最終的に、二人はドタバタで格好がつかないけれど、最高に笑える日々が始まることを予感し、物語は終わります。