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十万人が死ぬ火事は、仕組まれたものだった。幕府の野望か、少女の呪いか。─── 想い人と同じ柄の振袖を贈られた娘は、恋焦がれたまま死んだ。将軍後見職・保科正之はその呪いの衣を江戸再開発の着火剤に利用せんとする。解き放たれた火球は十万人を焼く地獄を呼び、法の番人・石出帯刀は、燃え盛る牢獄で五百人の命を賭けた決断を迫られる。