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冬の森はしんと静か。 けれど耳を澄ませば、ヤマネの夢、芽の準備、カエルの歌、つぼみの期待。 ――みんな春を待ちながらひそひそ声を響かせている。 子どもたちは探検隊になって、ノートにひそひそ声を書きとめる。 冬の森は、春の夢をぎゅうぎゅうに詰め込んだ宝箱だった。