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深夜の帰り道、俺は“未来の自分の死体”と出会った。 目の前で崩れ落ちるその死体は、最後にこう告げる。 「お前は、四十八時間後に死ぬ。」 触れた瞬間、視界が反転し、 気づけば 二日前 に巻き戻っていた。 理解できないまま、 四十八時間ごとに“別の死に方をした未来の俺”が現れ、 触れればまた過去へ戻される。 刺される未来。 轢かれる未来。 崩れ落ちる未来。 どの世界線でも、死ぬのは必ず俺ひとり。 なぜ狙われるのか。 なぜ四十八時間なのか。 “誰が”未来を操っているのか。 未来から聞こえる声は、 たった一つの言葉だけを繰り返す。 《お前は誤差だ。 この世界の“未来”と矛盾している。》 逃げても、抗っても、死んでも── 四十八時間後には必ず“未来が俺を殺しに来る”。 未来は壊れかけている。 世界はすでに何かに掌握されている。 だが、その正体はまだ見えない。 このループの意味を知るまで、 俺は四十八時間を生き続けるしかない。
約2500年に人間が大規模な戦争を起こしてしまい、地上は荒れ果てその結果地上での継続的な生活が困難になり、人間は地下に移動して地上にまた住めるまで専用のマシーンでコールドスリープ状態に入っていた。 その頃、地上では人間の代わりにアンドロイドやクローンがタイムスリップやパラレルワールドの移動などを駆使して観察・観測を行い、記録を取って、復興のために必死に働いていた。 その為、復興の進捗状況としては戦前の約75%まで進んでいた。