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おれは間違っても、英雄なんてがらじゃない。
そのレストランは、地図に載っていない。 口コミにも、看板にも、広告にも存在しない。 東京・神楽坂の裏路地、食べ物雑誌の記者・紬は、雨宿りで立ち寄ったカフェで銀のスプーンを受け取る。スプーンには、筆記体でこう書かれていた。 「あなたの記憶が、ひとつの料理を求めています。」 それが、「Souvenirs de l'avenir」—— 一生に一度しか訪れることのできないレストラン。