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東国の奥地で物語に憧れ育った著者が、上京に際し祈願した薬師仏との別れを惜しみつつ旅立つ。道中、風情ある海岸や歴史を語る川柱など、慣れない旅路の景色に心動かされ、歌を詠み交わしながら京を目指す道程。
乳母との哀切な別れを経て武蔵国へ入る。荒涼とした野が続く中、衛士と皇女の駆け落ち伝説に由来する「竹芝寺」の縁起を聞き、隅田川を渡って相模国へ。旅の感傷と土地の伝説、歌枕への関心が交錯する道程。