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王国を揺るがす地震の中、 王子の隣に立つのは、婚約者ではなく「悪女」と呼ばれた少女だった。 彼女は奪い、笑い、好き勝手に振る舞う。 そう、誰の目にも見えた。 けれど、すべてが終わったあと。 一通の手紙が、世界の意味を静かに反転させる。 これは、 悪女と呼ばれた少女が残した、最後の選択の物語。