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トレス・モリアスは見た目も学問も武術もいたって平凡な、しがない貧乏男爵家の三男。ある日王立学園の裏庭で僻み混じりに、キラキラした高位貴族の一団をモデルに唯一の取柄である絵を描いていると、突然後ろから声をかけられる。 声の主は何と王立学園の有名人「孤高の黒騎士様」ことサイラス・ルディアーノ侯爵令息。サイラスはトレスの描いていた絵を見ると、トレスにある頼みごとをする。 「次の休日、一日私に雇われてもらえないか。我が家に来て、人物画を描いてほしい」と――。