あらすじ
田舎から上京し、学費も生活費も自力で賄う大学生・尾崎傑〈すぐる〉。
昼は講義、夜はファミレスの夜勤。——そんな「どこにでもある」日常に、必ず現れるサングラスの女。
傑いわく“グラさん”。口は悪い、要求は多い、でもどこか目が離せない。
「なんだこのウザい客は……」
そう思っていたはずが、深夜のカウンター越しに、少しずつ世界の色が変わっていく。
胸に残る歌声、親友カップルのゴタゴタ、就活の気配。そして……――。
東京の灯りの下で、傑の“次の一歩”は思わぬ方向へ転がり始める。
深夜のファミレスで起きる、ささやかで、ちょっと劇的な出来事たち。
一風変わったラブコメディ、どうぞお召し上がりください。
眠れない夜に読むと、「もしかして今、どこかの深夜帯で——」と想像が弾むはず。
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