あらすじ
婚約破棄から再出発し、小さな国を築いた元令嬢。
だが今度は、圧倒的な強国から「統合」を迫られる。
速さと安定を武器に市場を支配する中央集権国家。
通貨は揺れ、商人は離れ、軍も統合支持へ。
そしてついに――統合は可決。
完全敗北。
……のはずだった。
けれど彼女は条約を読み込んでいた。
速さを否定しない。
けれど、修正できない速さは危うい。
条文という武器で中央に再審査を強制し、
さらに小国代表を巻き込み、
「中心なき連合」という新しい制度を提案する。
剣ではなく制度で戦う、
国家×経済×知略の文明バトル。
そして軍を率いる彼は、
忠誠と想いの間で揺れ動く――。
これは、速さと修正がぶつかる物語。
そして「並び立つ」愛の物語。