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戊辰戦争・宇都宮城攻防戦。 会津戊辰戦争の前哨戦たるこの戦いは、二度に亘って繰り広げられた。 短時間で宇都宮城を攻め落とした新選組副長・土方歳三の英雄譚として語られることが多い第一次。 そして、新政府軍がいとも容易く奪い返したように語られる第二次。 果たして、これは真実であろうか? この物語は、とある宇都宮藩士の目線を通じて、宇都宮城攻防戦の実像を余すところなく小説化したものである。
慶応三年十月十四日―― 大政奉還。 時代は、静かに、しかし確実に動き出した。 野州出流山。江戸と会津のほぼ中央に位置するこの地で、やがて戊辰戦争へと連なる一つの事件が起こる。 出流山事件――。 意図せずその渦に巻き込まれていく会津藩士・渡辺平馬。 思惑が入り乱れるなか、彼にもまた、決断の時が迫っていた。 ※不定期連載