あらすじ
旧体制の横暴に対する怒りから立ち上がった端原家頭領・端原壮真が、反乱と政変を経て、600年続いた我氏(がし)国政を打倒し、新王朝の「神王」として即位するまでを描く、激動の年代記。
【序章:反乱への道】
2023年12月、端原の有力な武術指南役・上大年一成が、我氏勢力である監察使・姉賀久繁の刺客に殺害される事件が発生。久繁をはじめとする我氏勢力の専横に怒りを募らせていた端原壮真は、息子の豪政や武術指南役の上大年勝実ら勇士21名を招集し、決起を固める。
決起の機を窺っていた壮真は、公爵・赤丑照安を新王に擁立した霊殿廣実による「照安王の乱」と、それに続く東方監察府の武断派閥による「東方反乱」を好機と捉える。壮真は東方反乱の首魁・麻生廣頼の討伐を名目に挙兵し、まずは我氏側の腐敗した監察役・姉賀久繁を誅殺する。
【端武同盟と麻霧征伐】
我氏政権末期の内閣府乱入事件「元日事件」をきっかけに、武垣有彦率いる武垣氏は麻生派との同盟を破棄し、端原方との「端武同盟」を締結。端原軍は武垣軍と共に麻生派を追討する戦局となる。壮真は密偵を派遣して麻生派から穏健派幹部の奪取に成功。麻生廣頼が報復として港湾都市・広館を焼討し、民間人を虐殺したことで、王宮警察は端原に麻生追討命令を下す。
麻生廣頼は、端原との戦いに敗れて有力氏族の麻霧(あさぎり)洋範の元へ亡命。麻霧洋範が廣頼の引き渡しに応じなかったため、壮真は麻霧征伐を決断する。麻霧領内に入った端原軍は、洋範らとの激戦「蒼佐合戦」「瀬原田の戦い」を経て麻霧氏を破り、洋範を捕殺。麻生廣頼も逃亡の末に捕らえられ処刑される。