あらすじ
東京駅に、謎の“アベック”が降り立った――
北欧メルヘン風の異界人の男、ジェラート大佐と、その秘書、黒づくめの女。
ふたりは、東海道新幹線の、こだま317号へと向かう。
いっぽう、異界からの来訪者の情報を受けて、特別調査課の西京太郎と瑠璃光寺玉のパパ活コンビ――いや、エージェントふたりも、ジェラートたちの追跡のため東京駅へと向かう。
駅弁『琵琶湖の水止めたろか弁当』とともに、気だるくも、トロトロと走るこだま号の旅――
途中で、ダレてしまいそうになる調査――
しかし、その先で!! ふたりは ジェラート大佐らの恐るべき力を目の当たりにする――!!
■■ 登場人物 ■■
・西京太郎(さいきょう・たろう)
特別調査課。鉄道に乗って捜査する系の刑事ドラマに似た、昭和か平成風のスーツ姿の中年男。相方の瑠璃光寺玉とは、パパ活コンビと呼ばれる。駅弁好き。
・瑠璃光寺玉(るりこうじ・ひかる)
特別調査課。西京太郎の相方。港区のラウンジにでもいそうな、20代女子。あだ名は“るりカス”。
・松本清水子(まつもと・すみこ)
特別調査課、松本調査室の室長。グレーまじりの髪に黒縁メガネのアラフォー・ビューティ。
・神楽坂文(かぐらざか・ふみ)
異世界【神楽坂】の妖狐。黒のアサシンドレスをまとう美麗な女の見た目で、キツネ要素は狐耳と尻尾しかない。神そうなやつらはだいたい友達。松本たちとは協力関係にあり、ドラえもんのごとく妖力や妖具を要求されるという、実質“ドラえもんみたいなナニカ”的な存在。
・ジェラート大佐
異界人。ヘラヘラした北欧風のハンサムな男。31よりは17派、17よりはスイカバー派。
・黒づくめの女
ジェラート大佐の相方。