あらすじ
その紅型は、
「触れること」すら禁じられていた。
沖縄戦の最中に作られ、
戦後も一度も公開されていない布。
だが――
その一枚が、
国家と世界の運命を左右していた。
沖縄。
紅型工房「仲村工房」で、
一人の若者が修行を始める。
名は尚継(しょうけい)。
SNSと就職難に疲れた、
どこにでもいる現代の若者だった。
だがこの工房には、
「売るな、触れるな、見るな」と言われた
一枚の紅型が存在する。
それは沖縄戦の時代から残る
“禁忌の紅型”。
やがて彼は知る。
その布が――
沖縄戦、戦後、そして現在へと続く
「ある空白」と「基地配置の謎」に
繋がっていることを。
守るべきは、文化か。
生活か。
それとも――国家か。
紅型という“仕事”を通して、
一人の若者が「継ぐ」ことを選ぶまでの物語。
そして――
本当に継がれていたものが、
物語の最後で、否応なく暴かれる。
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※ミリタリー好きの方へ
外伝「ジョン編」から読むことで、
沖縄戦・基地配置の謎を“先に体験”できます。
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※気軽に楽しみたい方へ
外伝・林明浩編(婚活ラブコメ)もおすすめです。
イケメン社長×婚活×沖縄文化。
婚活がうまくいかない“経済王”が、
なぜか紅型職人に――
「結婚を投資案件にするな」
と一刀両断されます。
合理主義の社長は、
この“正論”を受け入れられるのか――?
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本作は、
沖縄戦・冷戦史・日米関係を題材にした
世代横断の歴史ミステリードラマです。
もし少しでも気になったら、
ブックマークや感想をいただけると嬉しいです。
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◆本作は四部構成の長編です◆
第一部 尚継編
― 未来に紡ぐ色 ―
舞台:2020年〜2045年
(現代〜戦後100年)
第二部 隆造編
― 王府に刻む布 ―
舞台:1879年〜1945年
(琉球王国〜戦後)
第三部 美咲編
― 沖縄に咲く紅 ―
舞台:1970年〜2025年
(沖縄返還交渉〜現代)
第四部 鋭意作成中
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