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失ったのは記憶か、守られた嘘か。 河川敷で起きた事故のあと、僕は“その日の記憶”だけを失った。友人の凪は「大丈夫、全部俺が覚えてる」と言い、僕の欠けた時間を埋めてくれる。 けれど断片は噛み合わず、彼の語りはいつも肝心な一点を避けている。嘘か、優しさか。 真実を知らないはずの僕と、真実を知りすぎる彼。 友情と罪の境界線で、二人は「あの日」へもう一度踏み込む。