あらすじ
平凡な高校生・瀬川陽太は、京都・一条戻橋で「境界の儀」と呼ばれる英霊召喚の殺し合いに巻き込まれる。
七組のマスターと英霊が、生と死の境界をめぐり命を懸けて戦う儀式。勝者だけが世界を救える——ただし、その代償は相棒との永遠の別れ。
陽太のもとに現れたのは、名前すら歴史に記録されていない「ハズレ英霊」。他の陣営がアレクサンドロス大王や宮本武蔵を従えるなか、嘲笑される二人。
だがこの無名の戦士は——千年前、たった一人で橋に立ち、四十人の兵士を斬り倒した男だった。
「まあ、なんとかなるだろ」
飄々と笑うハズレ英霊と、「死にたくない」と震える少年。
最弱と呼ばれた二人の逆襲が、千年の都・京都で始まる。