あらすじ
「お前のスキルはもういらない」
Sランクパーティ《白銀の牙》の補給担当として尽くしてきたルーク・フレイアスは、突然の言葉で全てを失った。
彼のスキルは《無限インベントリ》。
物を仕舞うだけの地味な能力。戦闘には不向きで、評価されることもなかった。
――だが、ひとりで受けたFランク依頼で、彼は気づく。
このスキルには、まだ誰も知らない可能性が眠っている――と。
新しい出会い、美味しいごはん、少しずつ回復する心。
そして始まる、ひとりの“荷物持ち”の冒険者としての再出発。
誰にも期待されなかった青年が、自分の力で未来を切り拓いていく。
これは、優しさと強さを手に入れる、静かな成り上がりの物語。