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鷹也は妻の彩を愛していた。彼女と一人娘を守るために休日すら出勤して働いた。 余りにも働き過ぎたために会社より長期休暇をもらえることになり、久しぶりの家族団らんを味わおうとするが、そこは非常に味気ないものとなっていた。 しかし、奮起して彩や娘の鈴の歓心を買い、ようやくもとの居場所を確保したと思った束の間。 医師からの検査の結果が「性感染症」。 鷹也には全く身に覚えがなかった。 あるとすれば「彩」一人だったのだ。 ※この作品はアルファポリスにも掲載しております。
同僚が死んだ。七歳になる前の子供を遺して、結婚十年目になる嫁と一緒に死んだ。 遺された子供の処遇を話し合う大人たちは、当人を視界に入れもせずに、引き取れない理由ばかりを並べていく。 自分の体躯が影を落とすと、椅子に座ったままの子供が顔を上げた。 「……帰りたいところはあるか」 * * * 男親と息子の疑似家族ものが読みたいと、かなり前からずっと思っていたのですが………延々と見つからないので、自分で書くことにしました。 題名通りのお話です。のんびり更新していくので、よろしくお願いします。 更新予定 : 平日(月〜金)…21時、週末(土日)…9時・21時 ○祝日は考えないこととします。 ○進捗状況によって変化する可能性があります。