あらすじ
舞台の中心は、2025年 大阪・関西万博。
Talina研究所の新人研究者・神崎遥は、ダンス仲間の高齢の友人を詐欺で失った……。その痛みから、“声帯認証システム”を一人で開発していた。
そんな彼女の心をズタズタに壊したのは、幹部候補と噂される男──空野春樹。
彼に密かに想いを寄せる西園寺ひかりは、神崎遥の唯一の精神的支えだった。
同期入社の三人と深く関わる万博スタッフの若い女性・新垣未来。
そして彼女が持つ“20年後の自分から届いた手紙”。
その手紙に記された未来の写真とメッセージは、春樹・ひかり・遥の三人を巻き込み、恋と罪と秘密を暴き出していく。
やがて遥の声帯認証が、新垣未来の手紙に導かれ、避けられない運命へと交差していく。
未来は変えられるのか。
恋は許されるのか。
そして、誰が最後に救われるのか──。