あらすじ
【SF短編連載】俺は山城亮樹。警視庁刑事部捜査一課、狼男関連凶悪事件対策班。通称、「狼班」の刑事だ。
狼男の存在が公に認められてから、十年になる。人口の0.0001%程度、狼男が存在している推定されている。狼男かどうかは血液検査をすれば直ぐに分かる。狼男と認定された人間は狼男認定者(Werewolf Certified Person: WCP)と呼ばれる。
WPCに認定されると薬物治療を受けなければならない。満月の夜に狼男に変身してしまうのを抑制する薬を服用しなければならないのだ。狼男に変身してしまうと、狂暴になり、自制心が利かなくなる。凶悪犯罪を引き起こす可能性が高くなるのだ。
薬物治療を受ければ、WPCは、一般人と同様に生活することが出来た。だが、実際には、就職の際に差別を受けることが多かった。この為、自分が狼男であることを隠して生きている人間が一定数いるものと考えられている。こういった遺伝子疾患を持ちながら、狼男の認定を受けていない者は「隠れ狼」と呼ばれている。
狼男が引き起こした凶悪事件に対処する為に、世界中の警察組織に専門の対策班が設けられた。
【登場人物】
山城亮樹・・・狼男関連凶悪事件対策班・刑事
武藤彪・・・・狼男関連凶悪事件対策班・班長
多門明日香・・警視庁刑事部捜査一課・刑事
【注】この作品は「カクヨム」でも公開しています。