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夜中のコンビニ前で、汚れた前足を気にしながらひとり佇む黒猫が、仕事帰りの若い男と出会う。最初は距離を保っていた黒猫だが、男の優しさに触れ、温かい飲み物や手のぬくもりを通して少しずつ心を開いていく。やがて黒猫は家に迎えられ、洗われ、整えられ、「みっともない」と思っていた自分の前足が大切にされる存在であることを知る。日々の暮らしの中で、黒猫の“おてて”は男の疲れや寂しさを癒やす存在となり、互いに寄り添う関係が続いていく。かつて孤独と寒さの中にいた黒猫は、必要とされ、触れ合える居場所を得たことで、自分の存在そのものが価値あるものだと気づいていく物語。
【門番猫さんの一日 あらすじ】 黒猫のうーさんは小さな神社近くの番小屋に住む、ちょっと太めのおっさん猫。 首にはおばあちゃん手作りの赤いリボン(チャームには「門番猫」と書いてあるはずが、たまに「門番狸」と読まれてしまう)。 朝っぱらから屋根から転げ落ち、寝ぼけて自分のごはんを自分で食べて「三毛猫の犯行に違いない!」と騒ぎ、 リボンをズレズレに結び直して、今日も門番業務スタート。 小学生のピンチを救い、おばあちゃんのおはぎ12個を無理やり押しつけられ、 おじいさんには「立派な狸だなぁ」と腹巻き(しかもでべそ刺繍付き)をプレゼントされ、 道に迷った可愛いお姉さんを助けたら「彼氏とデートなの~」と聞かされて裏切られ、 しまいには逃げた犬・マロンの囮にまで買って出る始末。 口は悪いけど、困ってる人を放っておけない。 それが日本一優しい(自称)門番猫、うーさんである。 そんな、のんびりだけどちょっぴり騒がしい、 うーさんの平和で幸せな一日のお話。