あらすじ
町娘だったアーネスティアは、女神から癒しの力を授かり聖女となる。
魔法鉱石を巡る争いが絶えないスタンガリア王国で、彼女は昼夜を問わず兵を癒し、国を守り続けてきた。しかし国王アッガスはその献身を顧みず、限界を迎えた彼女の失策を責め、ついには隣国への引き渡しを決めてしまう。
そんな彼女を守ろうと立ち上がったのは、王国最強の騎士団長・バルトライトだった。
「お前を蔑ろにする国に、俺が仕える理由はない」
聖女と騎士は、すべてを捨てて国を出る決断をする。
逃亡の先で二人が築くのは、癒しと愛に満ちた新たな国──。
これは、理不尽な国を捨てた聖女が、ただ一人の騎士に溺愛されて幸せになる物語。