あらすじ
臆病者が、異世界で“魔族の姫”を守ることになった。
高校生・相原柊真(あいはら とうま)は、どこにでもいる“陽キャグループ”の中心にいるけれど
ほんとはただ、人と衝突するのが怖いだけの優しすぎる臆病者だった。
幼いころに消えた幼馴染・璃羽(りう)。
その行方を今も探し続ける柊真の前に、ある日突然“異世界への扉”が開く。
辿り着いたのは、魔族が支配する群青の大地。
そこで彼は、“リィナ・ヴェルティス”と名乗る少女に出会う。
彼女は、かつての璃羽にそっくりな声で言った。
「……あなたは、誰?」
記憶をなくした少女。
力なき少年。
世界の境界で、二人の再会が運命を変えていく。
これは、最弱の俺が“誰かを守ること”を選んだ物語。
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優しさは武器になる。
臆病者でも、世界は救える。