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母のバリカンでの散髪、初めて訪れた理容室での忘れられない出来事、そして大人になって通う美容室での小さな攻防。 くつろぎのはずの場所で、なぜか気を遣い、ひそかに戦ってしまう。 誰にでもある「散髪の時間」にフォーカスしたエッセイです。
東京の小さな商店街にある理容室「バーバー・とこや」。三代目店主・床之進が語る、髪型と人生の物語。美容院と間違えて入ってくる若者、ヒゲ剃りに夢を見る老人、角刈りに哲学を宿す中学生、推しの髪型に挑む青年——椅子に座れば誰もがちょっとだけ強くなれる。笑って泣ける、理容師の語り口で綴る七つの人間模様。商店街の片隅で、笑いと涙が交差する。