あらすじ
貴族から悪意を向けられている侯爵令嬢、リュアナ。
(きっと、明日も言われる)
自分が嫌。
でも、幼い頃に自分を慰めようとしてくれた人がいた。
『過ちも生きてさえいればやり直せて、楽しいことも起こる』
だが、幼いリュアナはその言葉をも悲観してしまう。
そして年月が経ち、リュアナはウミアと顔を合わせる。
ウミアは、リュアナを庇ってくれた意志の強い公爵令嬢。彼女と共に居たのは、ウミアの弟と名乗るゼノル。
リュアナはどこか、ゼノルが見覚えのある人だと思った。
もしかして、と思った矢先、自然と記憶が蘇りゼノルがあの時に自分を慰めてくれた令息だと確信する。
ずっとずっと、自分と向き合えずに俯いていた令嬢が、姉弟に救われる話です。