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【書籍化】2020年5月27日フェアリーキス様より書籍刊行。第3回フェアリーキス大賞銀賞受賞作。 もし生まれ変わったなら、誰より健康に、誰より賢く、誰より安全にこの生を全うしてやるわ――……そんなことを思うのは、私が殺されてしまったから。 転生して十七年、侯爵令嬢として何不自由ない生活を送っていたシエナは、父の一言によって奈落の底に突き落とされる。 「女遊びが激しい陛下の元へ嫁いで、陛下を改心させてくれないかな」 (――――お断りよっ! 私は長生きすることにしか興味ないんだから!) しかし陛下の不興を買えば、シエナの安心安全長生き計画は頓挫してしまう。 果たしてシエナは陛下を改心させ、さらには転生した世界で誰よりも長生きできるのか――……? 若干ラブファンタジーどたばたたまにシリアスサバイバル物語、開幕。 ※旧題「かの侯爵令嬢の生き残り戦線」
18世紀ロシアの孤児、アポロニア・イワノヴナ。彼女の心の支えは、一片の炭とわずかな紙切れで描く絵だけだった。そんな彼女を引き取ったのは、遠くイギリスのシルベスター家。言葉も通じぬ異国で、孤児である彼女を人々は受け入れるのか? 「変わったロシアの娘」として好奇と猜疑の視線に晒されながらも、彼女は己のたった一つの武器――絵筆を握りしめる。これは、慣習と偏見という荒波にもまれながら、孤独な少女が新たな居場所を描き出す、温かくも切ない生存の物語。 故郷を離れ、異国へ連れていかれた少女の静謐な成長物語。言葉と信仰とアイデンティティの狭間で悩みながら、ゆっくりと自分を見つけていく。アクションではなく、空気感や感情の機微に重きを置いた、じんわりと沁みる物語です。 原書は英語で書かれた作品です