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黄金国から戻り、アニーを失った大輔の前に “白い花” が残したのは、微かな声と金色の粉だった。 香草と「金の種」を混ぜた煙を焚くたび、花は鼓動のように光を放ち、アニーの声が境の向こうから届く。 ――「大輔、扉が少しずつ開いているの」 科学と祈り、二つの力を信じることで世界が再びつながり始める。 しかしアニーから告げられたのは、「次の往復は最後になるかもしれない」という警告だった。 大輔は覚悟を胸に、再び“煙の道”を描き始める。