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賑わう商店街の表通りを一歩外れると、建物に囲まれた細い道の入り組んだ迷路に変わる。奥に進むほど人通りも少なく、建物に囲まれた薄暗い道だ。日が落ちると殊更迷いやすく、人が消えるなんて噂もあるせいで地元の人間ならまず近寄らない。 ここは王都のセミタ横丁――人を惑わす境界の小径だ。 そして俺は、何の不幸かそんな小径に棲むバケモノの下僕をやっている。 【異世界オカルト風ダークファンタジー、バディもの】