あらすじ
剣道一筋の高校生、神来 真(しんらい まこと)は、ある日突然、彼の住む地方都市が異界の生物に侵食されるという未曾有の危機に直面する。
自宅に突然現れた勇者と名乗る人物と共に、真は特殊な避難所へと駆け込む。そこで告げられたのは、この現象が日本だけでなく世界各地で起こっているという驚愕の事実だった。
異世界がこちら側に深く干渉したことによって、人々の中に「スキル持ち」が覚醒し、異界の生物と戦う必要が生じる。真は、自身の力を剣道で培ってきたものだと信じていたが、勇者によって自身がその「スキル持ち」であることを突きつけられる。
しかし、そのスキルの内容に真は困惑を隠せない。
「え、俺って得意なスキル、魔法攻撃なの?」
剣術こそが己の全てだと信じてきた真。彼が直面するのは、世界の危機だけではなく、自身の最大の矛盾だった。