あらすじ
目を覚ましたら、
俺は“天使の所有物”になっていた。
しかも――
なぜか美女の姿で。
元の身体に戻りたければ、
「世界の主人公の夢や願いを叶えろ」らしい。
は?
なんでそんな面倒なことを、俺が?
拒否権?
ない。
説明?
雑。
サポート?
最低限。
ついでに言うと、
この天使――性格が最悪だ。
仕方なく世界に降りてみたら、
毎回ちがう世界。
ちがう主人公。
ちがう願い。
笑って、戦って、助けて、別れて。
何度も“正しい選択”をしているはずなのに、
気づけば取り返しのつかない場所まで来ていた。
これは、
「世界を救う物語」じゃない。
理不尽に振り回されながら、
それでも“選んでしまう側”になってしまった男の話だ。
最初は、
異世界コメディのつもりで読んでください。
――笑えなくなったら、
そこからが本編です。
これは、天使に選ばれた物語ではありません。
――天使に見つかってしまった物語です。
※重さは後から指数関数的に増えます