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一~三章は魔法の原理、魔力の成分、構造、性質の謎を長い時間かけて地道に研究していくSF(サイエンスファンタジー)。仮定、実験、考察、検証、そして導き出される公式と数値。「魔法を科学する」という要素を執拗に掘り下げています。四章はSF(スタンダードファンタジー)の皮を被ったナニカ。表だけ見るとファンタジーしてる勇敢な主人公なのに裏を見ると半笑いになる二面性。題名から察せられる通り主人公は開幕数話でくたばってノーライフ系の何がしかになりますが、だからといってダーク風味になる事もねーです。多分。
目を覚ましたら、 俺は“天使の所有物”になっていた。 しかも―― なぜか美女の姿で。 元の身体に戻りたければ、 「世界の主人公の夢や願いを叶えろ」らしい。 は? なんでそんな面倒なことを、俺が? 拒否権? ない。 説明? 雑。 サポート? 最低限。 ついでに言うと、 この天使――性格が最悪だ。 仕方なく世界に降りてみたら、 毎回ちがう世界。 ちがう主人公。 ちがう願い。 笑って、戦って、助けて、別れて。 何度も“正しい選択”をしているはずなのに、 気づけば取り返しのつかない場所まで来ていた。 これは、 「世界を救う物語」じゃない。 理不尽に振り回されながら、 それでも“選んでしまう側”になってしまった男の話だ。 最初は、 異世界コメディのつもりで読んでください。 ――笑えなくなったら、 そこからが本編です。 これは、天使に選ばれた物語ではありません。 ――天使に見つかってしまった物語です。 ※重さは後から指数関数的に増えます